こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
まして「薬の代謝」より今回は、循環血液中
に移行してからの有効成分の代謝の お話です。
代謝❷循環血液中に移行した有効成分
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2024/04/becbd3743cb9322d06f473ae2085afc5.jpg)
👆「肝細胞」のイメージとして。
循環血液中に移行した有効成分は 主として
👇
肝細胞の「薬物 代謝 酵素」に代謝される
速やかかつ「可逆的」に結合
多くの有効成分は、血液中で血漿タンパク質と
👇
速やかかつ可逆的に結合し、複合体を形成
👇
ひとつひとつの分子は、それぞれ
結合と解離(かいり)を繰り返している
![可逆的を説明するためのイメージ](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/01/2f3d08b02f8edef7469331a29dbf6a35-1024x768.jpg)
👆「可逆的」のイメージとしての「水と氷」
「可逆的」の意味は👆こちらから、どうぞ。
「複合体」を形成している分子は
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/08/f55f5c88caf4f625f34dda7a91c43ea8.jpg)
👆引用元:https://www.ac-illust.com
① 「代謝」されない!
複合体を形成している有効成分の分子は。。
👇
肝細胞の「薬物 代謝 酵素」により
👇
代謝されない!
② 「輸送」されない!
トランスポーターにより。。
👇
輸送されない!
③ 「濾過」されない!👈「排泄」の過程
腎臓で ➡ 濾過(ろか)されない!
👇
(「代謝」ではなく「排泄」の過程)
① ② ③ により
👇
代謝や、分布が制限!されるため。。
👇
「血中濃度」は、徐々に低下する
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2024/01/44a0543237227eba07f6f884e0ac5063.jpg)
👆血中濃度が徐々に低下するイメージとして。
「トランスポーター」とは
・「膜貫通タンパク質」のこと
・細胞膜の「脂質二重層」を貫き、
埋め込まれている
「膜貫通タンパク質」の役割
細胞膜の「外側」から「内側」へ
👇
特定の物質だけを「選択的に」運んで、通す
👇
(特定の物質:極性物質、イオン)
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/06/6a14f186144c708ed3ff3318f3980129-150x150.jpg)
トランスポーターは、いわゆる
「茶こし」のようなイメージです。
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/04/a92ba98d31ffcc75cbed523e8b71dc81.jpg)
👆 写真は、トランスポーター改め「茶こし」
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3T2L12+604DDE+50+2HQGAP)
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。