こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
歯や口中に用いる「歯槽膿漏薬」より今回は
外用薬に配合される成分の お話をしますね。
殺菌消毒成分(2つの生薬を含む)
![殺菌消毒のイメージとして](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2024/04/3d7c54b60b189d34a9b7451eb4805a33-1024x768.jpg)
👆「殺菌消毒」のイメージとして。
❶ 歯肉溝において「細菌の繫殖を抑える」
セチルピリジニウム塩化物
クロルヘキシジングルコン酸塩
イソプロピルメチルフェノール
チモール など
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/06/6a14f186144c708ed3ff3318f3980129-150x150.jpg)
覚え方は、成分名を合わせて
「クロル ニウム フェノール」
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/2f90f344.322184d3.2f90f345.ba59d412/?me_id=1261122&item_id=10249500&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Frakuten24%2Fcabinet%2F559%2F4903301137559.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
「クロルヘキシジングルコン酸塩」は
👇
まれに重篤な副作用として「ショック」
(アナフィラキシー)を生じます!
「ショック」の詳細は👆こちらから、どうぞ。
![](https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3TJDHA+DHTQEQ+4P8S+5Z6WX)
❷ 殺菌消毒のほか「抗炎症作用」なども期待
生薬名:ヒノキチオール
基原:ヒノキ科
「毛髪用薬」にも配合されます。
詳細は👆こちらを ご確認ください。
![生薬ヒノキチオールのイメージとしての檜風呂](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/10/eb171edd74d039710f4494b96f9305ff.jpg)
👆「ヒノキチオール」のイメージ
としての「檜(ひのき)風呂」
生薬名:丁子油(チョウジ油)
基原:フトモモ科、チョウジの蕾
(つぼみ)または、葉を
水蒸気 蒸留して得た精油
![生薬チョウジのイメージとして](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/05/2f1ed6280698403d49700611d41c415e.jpg)
👆「チョウジ」のイメージとしての「丁子」
抗炎症成分
歯周組織の炎症を和らげます。
グリチルリチン酸二カリウム
グリチルレチン酸 など
詳細は👆こちらから、ご確認ください。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/304ca902.78e960d5.304ca903.f16b1313/?me_id=1252608&item_id=10068904&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fosharecafe%2Fcabinet%2Fproduct_osk%2Fiyk_images%2F6039141.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
「抗炎症成分」の注意点
ステロイド性抗炎症成分が配合されている場合
👇
その含有量によらず、長期連用は N G !
👇
「口腔内」に適用するため
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/10/287572ae58d59707eeb85781fb4f40cf.jpg)
👆「炎症を起こしている」イメージとして。
止血成分
炎症を起こした歯周組織の出血を抑えます。
![出血のイメージとして](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2024/04/947a0a2d6147769e2113ea8ee2e1864e-1024x853.jpg)
👆「止血」や「組織の修復」も必要ですよね。
組織修復成分
炎症を起こした歯周組織の修復を促します。
アラントイン
覚え方の語呂合わせは👆こちらです。
生薬成分
カミツレ
基原:キク科、カミツレの頭花
効果:抗炎症、抗菌作用
![生薬のカミツレの基原として、イメージで記憶に定着させるため](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/03/22665552_s.jpg)
👆写真は、基原:キク科の「カミツレ」です。
ラタニア ➡ 抗炎症作用
ミルラ ➡ 抗菌作用
詳細は👆こちらから ご確認ください。
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/10/c02cdc85705e7ded81d69acb20b65bc6-1024x1024.jpg)
👆「ミルラ」のイメージとしてのミイラ。
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/06/6a14f186144c708ed3ff3318f3980129-150x150.jpg)
登録販売者ごるごり様の語呂合わせ
「ひきしめて みたら?」の
ラタニアと、ミルラでしたよね。
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/06/6a14f186144c708ed3ff3318f3980129-150x150.jpg)
ミルラは、古代エジプトでミイラ
作りの「防腐剤」だったそうです。
ゆえに抗菌と、覚えやすいですね。
おすすめ!登録販売者ごるごり様
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3T2L12+60PSZ6+348+64C3L)
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。