こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
まして「鎮暈薬」の配合成分として、今回は
抗コリン成分と、鎮静成分の お話をしますね。
抗コリン成分
![中枢と末梢のイメージとして](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/08/e00c4d9db7348993e5706f30c733858f-1024x768.jpg)
👆引用元:https://www.ac-illust.com
・中枢に作用して「自律神経系」の混乱を軽減
・末梢では「消化管」の緊張を低下させる作用
❶ スコポラミン臭化水素酸塩水和物
❷ ロートエキス
❶スコポラミン臭化水素酸塩水和物
・「鎮暈薬」に、古くから用いられている
・消化管 吸収後、脳内に移行しやすい
・速やかに「肝臓」で代謝される
👇
早く効くが、持続時間が短い!
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/2f90f344.322184d3.2f90f345.ba59d412/?me_id=1261122&item_id=10878360&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Frakuten24%2Fcabinet%2F746%2F4987306028746.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
【スコポラミンの覚え方・イメージ】
液体などを吸い込むのが早い
「スポイト」と名前が似ているので
イメージして、覚えました。
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/05/3515d9c8e28807e3a98b793ad5649de0.jpg)
👆写真は液体を吸い込んだ「スポイト」です。
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/06/6a14f186144c708ed3ff3318f3980129-150x150.jpg)
前回のブログ(295)で登場した
作用の発現が遅く、持続時間が長い
抗ヒスタミン成分の「メクリジン」
とは、逆であることを抑えます!
❷ ロートエキス(生薬)
基原:ロートコン(ナス科、ハシリドコロ、
根茎および根)の抽出物
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/05/ea759979522b834238a123a3b8830199.jpg)
👆写真は、ナス科の「ハシリドコロ」です。
よろしければ👆こちらも、ご覧ください。
(同じく「ナス科」の抗コリン成分です)
鎮静成分 👈 依存性あり!
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2024/03/e7c192cf7c52b3572b967f0267061b63.jpg)
👆 鎮静成分の「依存性」のイメージとして。
・鎮痛作用を補助する
・不安や、緊張など、心理的な要因を緩和
・「○○尿素」は、依存性あり!
ブロモバレリル尿素
アリルイソプロピルアセチル尿素 など
詳細は👆こちらからご確認ください。
おすすめ!登録販売者お月見さま
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
![](https://www19.a8.net/0.gif?a8mat=3T2L12+60PSZ6+348+64C3L)
ご覧いただき、ありがとうございました。
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