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347|漢方薬 ⑺ 肥満症に|防風通聖散|大柴胡湯|防已黄耆湯

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こんにちは。健康診断で腹囲を計測される際は
さりげな~く背筋を伸ばす、氷河 期世代です。
今回は「肥満症」に適する漢方薬のお話です。

【肥満症に!3つの漢方処方製剤】

① 防風通聖散
 (ぼうふうつうしょうさん)

② 大柴胡湯(だいさいことう)

③ 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

      👆「肥満症」のイメージとして。

糖質や、脂質を多く含む食品の
過度な摂取を控えて、日常生活に
適度な運動を取り入れるなど。。

まずは「生活習慣の改善」を
促すことが重要です!

① 防風通聖散           (ぼうふうつうしょうさん)

構成生薬に「甘草」「麻黄」「大黄」といった
重要な3種類の生薬、すべてを含みます

【効能効果】体力充実

 腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの

 高血圧や、肥満に伴う、動悸・肩こり・

 のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)

 湿疹・皮膚炎、吹き出物(にきび)、

 肥満症に。

「防風通聖散」の注意点・副作用

「小児用」は、ありません!

・体力虚弱、胃腸虚弱で、下痢しやすい人、
 発汗傾向の人には、不向き
      👇
 激しい腹痛を伴う下痢などの副作用

他の「瀉下薬」との併用

・「便秘」に用いる場合は。。
       👇
 1週間位使用しても改善しなければ、相談!

     👆「1週間位」のイメージとして。


・まれに、重篤な副作用として。。
        👇
 「肝機能障害」「偽アルドステロン症」
 「間質性肺炎」「腸間膜 静脈 硬化症

腸間膜 静脈 硬化症が重篤な副作用
に登場する漢方薬の共通点としては

生薬の山梔子サンシシ)が含まれ
長期連用によるものと されます。

「防風通聖散」覚え方のイメージ

水太りの「防已黄耆湯」とは区別!

防風通聖 ➡ 散 ➡ 3 ➡ 3種類の生薬を含む
➡ 体力虚弱の人には不向き ➡ 体力充実

ぼうふうつうょうさん ➡ ぼうし ➡ しぼう
➡「皮下脂肪」のように連想して覚えました。

大黄入りなので「便秘」も連想されますよね。

     👆「皮下脂肪」のイメージとして。

② 大柴胡湯(だいさいことう)

構成生薬に「大黄(ダイオウ)」を含みます。

  よろしければ👆こちらも、ご覧ください。
   (甘草を含まない漢方薬のまとめです)


【効能効果】体力充実 👈「甘草」なし!

 脇腹から、みぞおちにかけて苦しく、

 便秘傾向があるものの胃炎、常習便秘、

 高血圧や、肥満に伴う、肩こり・頭痛・

 便秘、神経症、肥満症に。

「大柴胡湯」の注意点・副作用

・体力虚弱、胃腸虚弱で、
 下痢しやすい人には、不向き
        👇
 激しい腹痛を伴う、下痢などの副作用

・まれに、重篤な副作用として
       👇
 「肝機能障害」「間質性肺炎」

常習便秘や、高血圧に伴う便秘に用いる場合
          👇
 1週間位使用しても改善しなければ、相談!

防風通聖散も「便秘」に用いる
場合は、1週間位でしたよね。

名前が似ている「小柴胡湯」は👆こちらへ。
「脇腹から、みぞおち」も共通しています。

③ 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

構成生薬に「甘草」を含みます。

【効能効果】体力中等度以下

 疲れやすく、かき傾向があるものの

 肥満に伴う関節痛、むくみ、多症、肥満症

(筋肉にしまりのない、いわゆる水太り)に。

「防已黄耆湯」覚え方のイメージ

 防已黄耆 ➡ 湯 ➡ 水 ➡ 水太りを連想
          👇
 「水太り」から体力のない人(以下)も連想

      👆「多汗症」のイメージとして。

「防已黄耆湯」の注意点・副作用

    まれに、重篤な副作用として。。
          👇
    「肝機能障害」「間質性肺炎」
     「偽アルドステロン症」

生薬の「防已」は👆こちらをご確認ください。
防已黄耆湯から「関節痛」が連想されます)

  👆引用元:https://www.photo-ac.com

「肝機能障害」の詳細は👆こちらからどうぞ。

「間質性肺炎」の詳細は👆こちらからどうぞ。

「偽アルドステロン症」の詳細は👆こちら。


ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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