こんにちは。氷河 期世代です。お約束どおり
6つある気道のうち、残り3つの下気道より
「気管・気管支・肺」の お話をしますね。
前回の復習として、上気道は
「鼻腔・咽頭・喉頭」でしたね。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
気管・気管支
気管:喉頭(こうとう)から、肺へ向かう
「気道」が、左右の肺へ分岐するまで
の部分。
気管支:気管の最終部分から、
肺の中で複数に枝分かれする部分
👆 文章だと無駄に、ややこしく感じますが
イラストだと、分かりやすいですよね。
「線毛上皮」による「線毛運動」
「喉頭」の大部分と、気管から気管支まで
の粘膜は「線毛上皮」で覆われている
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異物が吸い込まれると、気道粘膜から
分泌される粘液に、からめ取られる
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「線毛運動」による、粘液層の連続した流れ
によって、気道内部から咽頭へ向けて排出
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唾液とともに、嚥下(えんげ)される
肺
・胸部の左右、両側に一対ある
・「肺」自体には、肺を動かす筋組織が ない!
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横隔膜(おうかくまく)や、肋間筋によって
拡張、または収縮して、呼吸運動が行われる
👆引用元:https://www.ac-illust.com
肺は、自力で膨らんだり、
縮むことは、できません!
肺胞(はいほう)
・肺の内部で、気管支が細かく枝分かれして、
末端は「ブドウの房」のような構造
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その球状の袋部分を「肺胞」という
・肺胞の「壁」は、非常に薄い
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周囲を「毛細血管」が
「網」のように、取り囲んでいる
「肺胞」と「毛細血管」を取り囲んで
支持している組織を「間質」という。
👆「間質」のイメージとして。
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
・肺胞の壁を介して「ガス交換」が行われる
「ガス交換」の流れ
「心臓」から送られてくる、血液中の
「二酸化炭素」が、肺胞気中に拡散
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代わりに「酸素」が、血液中の
「赤血球」に取り込まれる
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肺胞気中の、二酸化炭素は
「呼気」に混ざって、排出される
👆「ガス交換」のイメージとして。
不要な「CO2」を排出して、
必要な「O2」を取り込んでくれる
のは「ハイホー♪」なのですね。
肺胞マクロファージ(貪食細胞)
肺胞は「ガス交換」を行うため、
粘液層や線毛によって、保護されていない
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肺胞に、異物が侵入!してきたら。。
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肺胞の表面を自在に移動し、異物を探して
取り込み、消化する「防御機構」がある
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それが「肺胞マクロファージ」といい、
貪食(どんしょく)細胞とも呼ばれる
👆 マクロファージ(貪食細胞)のイメージ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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