こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
泌尿器系より今回は、腎臓の上に乗っている
お饅頭?副腎と、尿路の お話をしますね。
副腎(ふくじん)

👆 お饅頭(まんじゅう)の皮が副腎皮質、
中身の あんこが副腎髄質のイメージ。
・左右の腎臓の上部に付属する位置関係
・皮質と、髄質の2層構造からなる

腎臓の「副(そ)え物」ですね。
副腎 皮質の機能・働き
・副腎 皮質ホルモンが産生、分泌される
・別名:ステロイド ホルモン
(ステロイドと共通の化学構造)

ステロイド性 抗炎症成分は、
化学的に合成された副腎皮質
ホルモンの誘導体であります。
副腎皮質ホルモンの一種「アルドステロン」
アルドステロンの作用として👇体内に…
① 塩分と、水を溜める
② カリウムの排泄を促す

電解質と、水分の排出の
調節を担っています。
アルドステロンの分泌が過剰になると?
・「アルドステロン症」を生じる
・アルドステロン症の症状として
👇
高血圧、むくみ、カリウム喪失など

👆「むくみ」のイメージとして。
「偽アルドステロン症」については👆こちら。
副腎 髄(ずい)質の機能
アドレナリン(エピネフリン)と
ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)が
👇
産生・分泌され自律神経系に作用

👆引用元:https://www.ac-illust.com/
「自律神経系」の詳細は👆こちらからどうぞ。
尿路(膀胱・尿道)

👆「尿管・膀胱・尿道」のイメージとして。
・左右の腎臓と、膀胱(ぼうこう)は
👇
尿管で つながっている
・腎臓から膀胱を経て…
👇
尿道に至る尿の通り道を尿路という
尿は ほとんどが水分
尿のほとんどが水分で、水分の他には
👇
・尿素・尿酸などの老廃物
・微量の電解質、ホルモンなどを含む
細菌などの微生物は 存在しない!
糞便とは異なり…
👇
尿は、血液が 濾過(ろか)されて作られる
👇
健康な状態であれば、膀胱内の尿には
細菌などの微生物は存在しない!

👆 ボトルを握ると水が出るスクイズボトル。

ボトルの出口部分を括約筋、
ボトル部分を排尿筋に見立てると

作用をイメージしやすくなり、
以下を理解しやすくもなります。
膀胱 括約筋と排尿筋
・膀胱は、下腹部の中央に位置する
・尿を一時的に溜める袋状の器官
・膀胱に尿が溜まると…
👇
刺激が脳に伝わって、尿意を生じる

👆前立腺があるので、男性のイメージです。
重要!【排尿の仕組み】
膀胱の出口にある膀胱 括約筋が緩む
(かつやくきん)
👇
同時に、膀胱壁の排尿筋が収縮
👇
尿が尿道へと押し出される
尿道

👆「尿道」のイメージとして。
女性は尿道が短い!
・膀胱(ぼうこう)に溜まった尿が
体外に排出される際に…
👇
通る管を尿道という
・女性は、尿道が短いため
👇
細菌などが侵入すると…
👇
膀胱まで感染しやすい!
男性の前立腺は 加齢とともに肥大!
・前立腺(ぜんりつせん)は
👇
膀胱の真下、尿道の周りに位置
・加齢とともに肥大して、尿道を圧迫
👇
排尿困難などを生じることが ある!
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。

👆「前立腺肥大」のイメージとして。
高齢者では尿失禁に注意!
膀胱や、尿道の
括約筋(かつやくきん)の働きによって…
👇
排尿を制御する機能が低下
👇
膀胱の容量が小さくなるため
高齢者は尿失禁(しっきん)しやすくなる!

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。