こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
主な「使用上の注意」の記載と、対象成分・
薬効群より、基礎疾患「腎臓病」のお話です。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
続「相談すること」
次の診断を受けた人は、使用前に相談!です。
腎臓病 ❶
むくみ(浮腫:ふしゅ)、
循環体液量が増加し、悪化させるおそれ!
前回の「心臓病」と同様の理由と
成分名(解熱鎮痛成分)ですね。
アスピリン、アスピリンアルミニウム、
エテンザミド、イブプロフェン、
アセトアミノフェン
よろしければ👆こちらもご覧ください。
腎臓病 ❷
大量使用によって、ナトリウムが貯留し、
カリウムの排泄が促進され、悪化のおそれ!
グリチルリチン酸二カリウム、
グリチルレチン酸、甘草(カンゾウ)
👇
【1日用量】
グリチルリチン酸として40mg 以上、
または、カンゾウ1g 以上を含有する場合
腎臓病 ❸
「アルミニウム脳症、または骨症」のおそれ!
使用する場合は、定期的に
血中アルミニウム、リン、
カルシウム等の測定が必要。
スクラルファート、アルジオキサ、
合成ヒドロタルサイト、
水酸化アルミニウムゲル、
ケイ酸アルミン酸マグネシウム、
ケイ酸アルミニウム などの
「アルミニウム」を含む成分が配合された
「胃腸薬」「胃腸鎮痛鎮痙薬」
腎臓病 ❹
ナトリウム、カルシウム、マグネシウム等、
「無機塩類」の排泄が遅れたり、体内に貯留
されやすい!
「制酸成分」が主体の「胃腸薬」
👇
詳細は、先の「腎臓病 ❸」で、ご案内の
ブログ(325)より、ご確認ください。
酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、
硫酸マグネシウム等のマグネシウム成分、
硫酸ナトリウムが配合された「瀉下薬」
腎臓病 ❺
「腎臓」での、排泄が円滑に行われず、
副作用が現れやすい!
プソイドエフェドリン塩酸塩
ピペラジンリン酸塩などの
「ピペラジン」を含む成分
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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