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528|過去問|歯痛・歯槽膿漏薬 ⑴冷感刺激成分(メントール)他

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こんにちは。氷河 期世代です。今回からは
歯や口中に用いる薬として「歯痛薬」と、
歯槽膿漏薬」に関する過去問をどうぞ。

「歯痛薬」は、あくまでも応急処置
であり、その使用は最小限に留め、
基本的には歯科診療を優先します!

登録販売者試験「過去問」より

Q1.歯痛・歯槽膿漏薬に関する記述の
  うち、誤っているものはどれか。

 ❶ 歯痛は多くの場合、歯の齲蝕と、
  それに伴う歯髄炎によって起こる。

 ❷ アミノ安息香酸エチルは、齲蝕に
  より露出した歯髄を通っている知覚
  神経の伝達を遮断して痛みを鎮める
  ことを目的として配合される。

 ❸ 歯痛の際に、冷感刺激を与えて
  知覚神経を麻痺させることによる
  鎮痛・鎮痒の効果を期待してメン
  トール、カンフルなどの冷感刺激
  成分が配合されていることがある。

 ❹ 齲蝕を生じた部分における細菌の
  繫殖を抑えることを目的として、
  殺菌消毒成分であるオイゲノール
  が用いられる。

 ❺ 歯槽膿漏薬は、歯肉炎、歯槽膿漏
  の諸症状、歯痛の緩和を目的とする
  医薬品である。

👆「メントール」の成分が含まれるミント。

A1.
  「歯痛」への効果は、ありません

歯槽膿漏薬の詳細は👆こちらをどうぞ。

Q2.歯槽膿漏薬と、その配合成分に
  関する以下の記述のうち、誤って
  いるものはどれか。

 ① 外用薬は、口腔内を清浄にしてから
  使用することが重要である。

 ② 歯肉溝において細菌の繫殖を抑える
  ことを目的としてクロルヘキシジン
  グルコン酸塩が配合されている場合
  がある。

 ③ 炎症を起こした歯周組織の修復を
  促す作用を期待して、アラントイン
  が配合されている場合がある。

 ④ カミツレは、冷感刺激を与えて知覚
  神経を麻痺させることによる鎮痛・
  鎮痒の効果を期待して用いられる。

 ⑤ アスコルビン酸はコラーゲン代謝を
  改善して炎症を起こした歯周組織の
  修復を助け、また毛細血管を強化して
  炎症による腫れや出血を抑える効果を
  期待して配合される場合がある。 

組織修復成分の語呂合わせイメージ

👆アラントインの語呂合わせ・イメージ。

A2.
  カミツレではなく「メントール、カン
  フル、ハッカ油、ユーカリ油」など、
  冷感刺激成分の説明文になります。

カミツレ抗炎症抗菌作用です。

 👆 こちらから、ご確認いただけます。

ちなみに、ラタニアは「抗炎症
ミイラのミルラは「抗菌」作用。

Q3.歯槽膿漏薬に配合されている成分と
  配合目的の関係について正しいものを
  2つ選びなさい。

(a) セチルピリジニウム塩化物
 →歯肉溝での細菌の繫殖を抑える

(b) カルバゾクロム
 →炎症を起こした歯周組織からの
  出血を抑える

(c) フィトナジオン
 →歯周組織の炎症を和らげる

(d) チョウジ油
 →歯周組織の修復を促す

👆 炎症を起こしているイメージとして。

A3.(a) (b)

  (c) フィトナジオンは「止血」成分。
          👇
   血液の凝固機能を正常に保ちます。

フィトナジオンは👆こちらからどうぞ。

  (d) チョウジ油は「殺菌消毒」のほか
   「抗炎症」作用も期待でしたよね。

詳細は、A 2で、ご案内しました
ブログ(267)をご覧ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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