当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

529|過去問|歯痛・歯槽膿漏薬 ⑵ フィトナジオン(K1)他

hyougakiseyoをフォローする
スポンサーリンク




こんにちは。氷河 期世代です。前回同様
歯や口中に用いる薬から「歯痛薬」と、
歯槽膿漏薬」より過去問を集めました。

歯の齲蝕(うしょく)とは、
いわゆる「虫歯」のことです。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.歯痛・歯槽膿漏薬およびその配合
  成分に関する以下の記述のうち、
  誤っているものはどれか。

 ❶ 歯痛薬は、歯の齲蝕(むし歯)が
  修復されることにより、歯痛を応急
  的に鎮めることを目的とする一般用
  医薬品である。

 ❷ カンフルは、冷感刺激を与えて知覚
  神経を麻痺させることによる鎮痛・
  鎮痒の効果を期待して配合される。

 ❸ サンシシは、アカネ科のクチナシの
  果実を基原とする生薬で、抗炎症
  作用を期待して用いられる。

 ❹ カミツレは、キク科のカミツレの
  頭花を基原とする生薬で、抗炎症、
  抗菌等の作用を期待して用いられる。

 👆 カンフルの基原:クスノキ(楠)。

A1.
  歯の齲蝕が「修復」されることは、
  ありません!でしたよね。

早めに医療機関(歯科)を受診し、
治療を受けることが基本ですよね。

よろしければ👆こちらもご覧ください。

Q2.歯痛薬および歯槽膿漏薬に含まれ
  ている成分に関する次の記述のうち、
  正しいものはどれか。

 ① 冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺
  させることによる鎮痛・鎮痒効果を
  期待して、オイゲノールが配合され
  ている場合がある。

 ② 冷感刺激を与えて歯周組織をひきし
  めることで、炎症を和らげることを
  目的として、セチルピリジニウム
  塩化物が配合されている。

 ③ イソプロピルメチルフェノールは、
  歯肉溝での細菌の繫殖を抑える
  殺菌消毒成分である。

 ④ フィトナジオンは、炎症を起こした
  歯周組織の修復を促す作用のほか、
  歯周炎に伴う口臭を抑える効果も
  期待して配合される。

歯石と炎症のイメージとしての歯周炎

   👆「歯周炎」のイメージとして。

A2.

  ① オイゲノールは「殺菌消毒成分」
         👇
  ② のセチルピリジニウム塩化物と、
  ③ のイソプロピルメチルフェノール
  も同様、覚え方の語呂合わせとして
         👇
   「クロル ニウム フェノール

詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(265)をご覧ください。

  ④ フィトナジオンは「止血成分」で
   血液の「凝固機能を正常に保つ」
   という、特徴的な働きがあります。

フィトナジオンの別名は
「ビタミン K1」です。

フィトナジオンは👆こちらからどうぞ。
覚え方の語呂合わせも、お話しています。

Q3.歯槽膿漏薬とその配合成分に関する
  記述のうち、正しいものはどれか。

 (a) 患部局所に適用する外用薬はある
  が、内服で用いる歯槽膿漏薬はない。

 (b) 歯周組織からの出血を抑えることを
  目的として、カルバゾクロムが外用で
  用いられることがある。

 (c) アラントインは、炎症を起こした
  歯周組織からの出血を抑える作用を
  期待して配合される。

 (d) 炎症を起こした歯周組織からの
  出血を抑える作用を期待して、
  銅クロロフィリンナトリウムが
  配合されている場合がある。

銅クロロフィリンナトリウムのイメージとしてのドクロ

👆 覚え方の語呂合わせイメージのドクロ。

A3. (b)

  (a) 歯槽膿漏薬は、外用薬と内服薬
   「併用」が効果的!でしたよね。

ただし「歯痛薬」は、外用薬のみ

👆 こちらから、復習していただけます。

  (c) アラントインは「組織修復成分」

アラントインは👆こちらから、どうぞ。

  (d) 銅クロロフィリンナトリウムは、
   「組織修復成分」でしたよね。
          👇
   歯周炎に伴う「口臭」を抑えます。

詳細は、A2で、ご案内しました
ブログ(268)をご覧ください。
覚え方の語呂合わせもあります。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました