こんにちは。氷河 期世代です。添付文書の
記載事項(読み方)に関する過去問は今回
で、ラスト!構成 ➓ ~ ⓬ の範囲からです。
⓫ 消費者相談窓口は、いわゆる
「お客様相談室」などと称され、
添付文書に記載されていますよね。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.一般用医薬品の保管および取扱い上の
注意に関する以下の記述のうち、正しい
ものはどれか。
❶ 医薬品は清潔に造られており、開封後
も雑菌の繫殖が生じることはない。
❷ 医薬品の成分は安定であるため、
化学変化が生じることはない。
❸ 錠剤、カプセル剤は冷蔵庫内で
保管することが望ましい。
❹ 可燃性ガスを噴射剤とするエアゾール
製品には「保管および取扱い上の注意」
は添付文書に記載されており、容器へ
の表示は義務づけられていない。
❺ 消費者相談窓口には、製造販売元の
製薬企業において購入者等からの相談に
応じるための窓口担当部門の名称、電話
番号、受付時間等が記載されている。
👆「エアゾール製品」のイメージとして。
(これらの形状は「殺虫剤」ですね)
A1.❺
❶ ❷ 医薬品は、適切に保管されなければ
「化学変化」や「雑菌繫殖」します!
❸ 医薬品は、適切に「保管・陳列」が
されていても、「経時変化」による
「品質劣化」は、避けられません!
いわゆる「経年劣化」ですね。
❹「可燃性ガス」が噴射剤の
エアゾール製品や、消毒用アルコール
など、危険物に該当する製品は。。
👇
「消防法」に基づき「火気厳禁」など
注意事項の「容器への表示」は義務!
詳細は👆こちらから、復習していただけます。
Q2.一般用医薬品(人体に直接使用しない
検査薬を除く)の添付文書等に関する次
の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 点眼薬は、複数の使用者間で使い回し
すると、万一、使用に際して薬液に細菌
汚染があった場合に、別の使用者に感染
するおそれがある。
② シロップ剤は、変質しにくいため、
開封後も常時室温で保管する。
③ 可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール
製品等における消防法や高圧ガス保安法に
基づく注意事項については、その容器への
表示が義務づけられているが、添付文書
において「保管および取扱い上の注意」
としても記載されている。
④ 製造販売元の製薬企業において購入者等
からの相談に応じるための窓口担当部門
の名称、電話番号、受付時間等が記載
されている。
A2.②
「シロップ剤」などは、変質しやすいため
開封後は冷蔵庫内での保管が望ましい!
シロップ剤は、甘~い液体なので
ジュース同様、開封後は冷蔵庫!
と、イメージしやすいですよね。
詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(385)をご覧ください。
Q3.一般用医薬品の添付文書を構成する
以下の項目のうち、正しいものを2つ
選びなさい。
(a) 製品の特徴
(b) 製造年月日
(c) 製造所の許可番号
(d) 製造販売業者の名称および所在地
A3.(a) と (d)
(b) 製造年月日と (c) 製造所の許可番号
👇
添付文書の構成(読み方・記載事項)の
❶ ~ ⓬ には、含まれていませんよね。
どちらも、使用者(購入者)には
不要な情報とイメージできますね。
よろしければ👆こちらから、ご確認ください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。