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476|登録販売者試験|過去問|薬が働く仕組み|吸収・代謝・排泄

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こんにちは。氷河 期世代です。今回は、
第2章「薬が働く仕組み」の範囲から
過去問を集めましたので、どうぞ!

お忙しい毎日のスキマ時間に
ご活用いただければ幸いです。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.薬の吸収に関する以下の記述のうち、
  正しいものを2つ選びなさい。

 ❶ 特殊な製剤を除く大部分の内服薬では、
  有効成分は胃で溶出し、主に小腸で吸収
  される。

 ❷ 一般に、消化管からの吸収は、消化管
  が積極的に医薬品の有効成分を取り込む
  現象である。

 ❸ 消化管における有効成分の吸収量や、
  吸収速度は、消化管内容物や他の医薬品
  の作用によって影響を受けることはない。

 ❹ 眼の粘膜に適用する点眼薬の有効成分
  は、鼻涙管を通って、鼻粘膜から吸収
  されるため、眼以外の部位に到達して
  副作用を起こすことがある。

消化器系のイメージとして

       👆「消化管」のイメージです。

A1.

  ❷ 積極的ではなく「受動的」な現象です。

  ❸ 影響を受ける」が正解ですよね。

詳細は👆こちらから、復習していただけます。

Q2.薬が働く仕組みに関する次の記述の
  うち、正しいものを2つ選べ。

① 有効成分が皮膚から浸透して、体内の
 組織で作用する医薬品の場合は、浸透
 する量は皮膚の状態、傷の有無や、その
 程度による影響を受けない。

② 小腸で吸収された有効成分は全身循環
 に移行する前に肝臓を通過するため、
 肝機能が低下した人では効き目が過剰
 に現れたり、副作用を生じやすくなる。

③ 腎機能が低下した人では、正常の人
 よりも有効成分の尿中への排泄が速く
 なり、血中濃度が上がりにくい。その
 ため、医薬品の効き目が弱くなること
 がある。

④ 循環血液中に存在する有効成分の多く
 は、未変化体または代謝物の形で腎臓
 から尿中に排泄される。

医薬品のイメージとして

     👆 薬(医薬品)のイメージです。

A2.

  ① 影響を受ける」が正解ですよね。

  ③ 排泄が「遅く」なり、血中濃度
  「下がりにくい」。そのため効き目が
  過剰に現れたり、副作用のリスクも!

Q3.薬が働く仕組みに関する記述のうち、
  正しいものを2つ選びなさい。

 (a) 肝初回通過効果とは、全身循環に移行
  する有効成分の量が消化管で吸収された
  量よりも、肝臓で代謝を受けた分だけ
  少なくなることをいう。

 (b) 医薬品の有効成分の血中濃度は、ある
  時点でピーク(最高血中濃度)に達し、
  その後は低下していくが、これは代謝
  ・排泄の速度が、吸収・分布の速度を
  上回るためである。

 (c) 多くの医薬品の有効成分は、血液中で
  血漿タンパク質と結合して複合体を形成
  しており、複合体を形成している有効
  成分の分子は、薬物代謝酵素の作用に
  よって速やかに代謝される。

 (d) トランスポーターは、細胞膜の脂質
  二重層を貫き、埋め込まれて存在する
  膜貫通タンパク質で、細胞膜の外側から
  内側へ極性物質を非選択的に運ぶ。

トランスポーターのイメージとしての茶こし

  👆引用元:https://www.photo-ac.com

A3.(a) (b)

  (c) 複合体を形成している有効成分の
   分子は代謝されません」でしたね。

  (d) 非選択的に、ではなく「選択的に」。

トランスポーターは、まるで
「茶こし」のようでしたよね。

 よろしければ👆こちらも、ご確認ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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