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477|登録販売者試験|過去問|薬が働く仕組み⑵剤形ごとの違い他

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こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
今回も第2章から過去問を3つ、お出します。

薬が働く仕組みより、剤形ごとの
違いと適切な使用方法の範囲です。

登録販売者試験「過去問」より

Q1.医薬品の剤形および適切な使用方法に
  関する次の記述のうち、誤っているもの
  はどれか。

 ❶ 錠剤は、一定の大きさがある固形製剤
  であるため、高齢者、乳幼児等の場合、
  飲み込みにくいことがある。

 ❷ カプセル剤は、水なしで服用すると、
  カプセルの原材料であるゼラチンが、
  喉や食道に貼り付くことがある。

 ❸ 口腔内崩壊錠は、薬効を期待する部位
  が口の中や喉である場合が多く、飲み込
  まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして
  使用する。

 ❹ チュアブル錠は、口の中で舐めたり、
  嚙み砕いたりして服用する剤形であり
  水なしでも服用できる。

医薬品のイメージとして

 👆 様々な医薬品の「剤形」イメージです。

A1.
  口腔内崩壊錠ではなく「トローチまたは
  ドロップ」についての説明文になります。

口腔内崩壊錠」の作用は、
局所ではなく「全身性」です!

   👆こちらから、復習していただけます。

Q2.医薬品の剤形に関する次の記述のうち、
  正しいものはどれか。

① 錠剤(内服)は、胃や腸で崩壊し、
 有効成分が溶出することが薬効発現の
 前提となるため、例外的な場合を除いて
 口中で嚙み砕いて服用してはならない。

② 経口液剤は、固形製剤よりも飲みやす  
 く、服用後、消化管から比較的ゆるやか
 に吸収されるという特徴がある。

③ 顆粒剤は、口の中で舐めたり嚙み砕い
 たりして服用する剤形である。

④ 外用局所に用いる剤形として、
 適用部位を水から遮断する場合には
 クリーム剤を用い、患部が乾燥して
 いたり、水で洗い流したい場合等では
 軟膏剤を用いることが多い。

👆「クリーム剤」のイメージですが、今では
 利便性向上のため、このようなチューブ型
 の「軟膏剤」も見かけるようになりました。

A2.
  
  ② 比較的ゆるやか、ではなく「速やか」。

  ③ 顆粒剤ではなく「チュアブル錠」に
   ついての説明文ですよね。

詳細は、A1で、ご案内しました
ブログ(244)をご覧ください。

  ④ 水から遮断軟膏剤
   水で洗い流すクリーム剤

食器などの「洗い物」をしたら、
手荒れ防止に「ハンドクリーム」が
必要というイメージで覚えました。

 よろしければ👆こちらも、ご確認ください。

Q3.医薬品の剤形に関する以下の記述の
  うち、誤っているものはどれか。

 (a) 有効成分を消化管から吸収させ、全身
  に分布させることにより薬効をもたらす
  ための剤形としては、錠剤(内服)、
  カプセル剤、散剤・顆粒剤、経口液剤・
  シロップ剤等がある。

 (b) 錠剤には、腸内での溶解を目的として
  錠剤表面をコーティングしているものが
  ある。

 (c) カプセルの原材料として広く用いられ
  ているゼラチンは、ブタなどのタンパク
  質を主成分としており、口の中の唾液で
  カプセル内に充填された散剤などが溶け
  出ることがないため、水なしで服用して
  もよい。

 (d) 有効成分を患部局所に直接適用する
  剤形としては、軟膏剤、クリーム剤、
  外用液剤、貼付剤、スプレー剤等がある。

👆「軟膏剤」のイメージですが、この形状は
 ちょっと使いずらさを感じますよね(失礼)

A3.(c)
  カプセル剤は「必ず」適切な量の水
  または、ぬるま湯で服用でしたよね。

詳細は、A2で、ご案内しました
ブログ(245)をご覧ください。

  よろしければ👆こちらも、ご覧ください。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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