こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
まして、医薬品の適正使用情報として重要な
添付文書から「使用上の注意」の過去問です。
添付文書の読み方(記載事項)は、
❶ ~ ⓬ まであります。今回は ❺
の範囲から、過去問を集めました。
登録販売者試験「過去問」より
Q1.一般用医薬品の添付文書における
「使用上の注意」の記載に関する以下の
記述のうち、誤っているものはどれか。
❶ 使用上の注意は「してはいけないこと」、
「相談すること」および「その他の注意」
から構成され、適正使用のために重要と
考えられる項目が前段に記載されている。
❷「使用上の注意」、「してはいけないこ
と」および「相談すること」の各項目の
見出しには、それぞれ統一された標識的
マークが付されている。
❸「使用上の注意」は、枠囲い、文字の色
や、ポイントを替えるなど他の記載事項
と比べて目立つように記載されている。
❹「してはいけないこと」の項目には、
守らないと症状が悪化する事項、副作用
または事故等が起こりやすくなる事項に
ついて記載されている。
❺ 小児に使用される医薬品においては、
「服用前後は飲酒しないこと」など、
小児では通常、当てはまらない内容は
記載しなくてもよい。
👆「使用上の注意」のイメージとして。
A1.❺
小児用の医薬品でも、「配合成分」に
基づく、一般的な注意事項として記載!
小児では通常、当てはまらない内容
ですが、基準は配合成分に対する
注意事項なので「小児」は、無視!
詳細は👆こちらから、ご確認いただけます。
Q2.一般用医薬品の添付文書に関する次の記
述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
①「次の人は使用(服用)しないこと」は、
アレルギーの既往歴、症状や状態、基礎
疾患等からみて、重篤な副作用を生じる
危険性が特に高いため、使用を避けるべき
人について、生活者が自らの判断で認識
できるよう記載することとされている。
② 小児が使用した場合に、特異的な有害作用
のおそれがある成分を含有する医薬品では
通常、「次の人は使用(服用)しないこ
と」の項に「15歳未満の小児」、「6歳
未満の小児」等として記載されている。
③ 「相談すること」には、その医薬品を使用
する前に、その適否について専門家に相談
した上で適切な判断がなされるべきである
場合が記載されており、使用後の内容は
記載されていない。
④「使用上の注意」には、医薬品の使用時に
現れる症状のうち、容認される軽微なもの
については対象外とされている。
A2.① と ②
③「使用前」だけでなく、副作用を生じた
場合など「使用後」の記載もあります!
👇
「使用(服用)後、次の症状が、現れた
場合」等、先ずは一般的な副作用から!
④ 容認される、軽微なものについては、
「その他の注意」の記載事項として
👇
「次の症状が現れることがある」
詳細は👆こちらから、復習していただけます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。